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ハシビロコウの“カシシ”が那須どうぶつ王国へ帰ります 10/3(日)まで展示

ハシビロコウの“カシシ”が那須どうぶつ王国へ帰ります 10/3(日)まで展示

ハシビロコウの“カシシ”が那須どうぶつ王国へ帰ります 10/3(日)まで展示

2021年5月に繁殖を目的に、グループ園の那須どうぶつ王国らやってきたハシビロコウの“カシシ”(メス)ですが、グループ園の那須どうぶつ王国に帰ることになりました。

4月にオープンした新エリア「ハシビロコウ生態園 Big bill(ビッグビル)」で、ボンゴ(オス)、マリンバ(メス)との3羽でアジア初のハシビロコウの繁殖に挑戦中でしたが、残念ながらカシシはボンゴとの良好な関係が築けておらず、以前から神戸に居るマリンバとボンゴのペアの方がより良い関係が築けられている様に見受けられます。

また、3羽居ることにより互いに緊張感が出てしまっていることも懸念し、那須に戻り繁殖への次の機会を待つという判断をいたしました。

カシシの神戸どうぶつ王国での展示は2021年10月3日(日)までとなります。

ボンゴとの恋は価値観の違いもあり成就せず残念な結果となりましたが、那須どうぶつ王国に帰るカシシを引き続き温かく見守っていただければ幸いです。

約5か月と短い期間でしたが、神戸で優しくお迎えいただいた皆様へ心より感謝申し上げます。

 

神戸どうぶつ王国


■カシシ プロフィール


【年齢】推定10歳
【性別】メス
【体高】約130㎝
【体重】約4~5kg

 

■ハシビロコウとは

英名:Shoebill
学名:Balaeniceps rex
分類:ペリカン目 ハシビロコウ科
体長:110cm~140cm
体重:4~7kg
分布:アフリカ中央部 南スーダンからザンビアにかけての湿地
待ち伏せ型の狩りをするため、ゆったりとした動きで、しばしば彫像のように動きを止めるため「動かない鳥」として知られる。
巨大な嘴(くちばし)を持ち、嘴を打ち合わせて音を出す”クラッタリング”を行う。指の長さも鳥類最大で、湿地に住むため沈まないように大きくて長い足と指をしている。目も特徴的で、瞳の周りが若い時は黄色、老齢になってくると青色に変化。
南スーダン、ウガンダ、タンザニア、ザンビアなどの生息地では数も減ってきており、絶滅危惧種に指定されている。また世界中の動物園など飼育されている環境下では、30羽ほどしかいない。